音楽

このページなくなってた。


結局なところ、今の日本でCDが売れなくなってる現状なんかもこれと同じ話なんでしょうね。音楽が好きな人は誰だって、音楽を金儲けの手段にしか考えてない連中より、自分たちの音楽の楽しみ方を広げてくれるかもしれない連中に金を払います。そういうこともふくめてアップルという会社はよくわかってるんだと。



自分たちの曲はそのまま聴いてほしい、勝手にテンポをかえたり、ミックスしたりしないでほしい、というアーティスト/レーベルもあるのかもしれませんが、音楽の聞き方までユーザに強制するのは、傲慢というもの。購入した音楽を私的に楽しむ範囲において、どのように聞こうが本来はユーザの自由のはず。自由な聴取が担保されていたからこそ、DJやヒップホップなどの新しいジャンル(もっというと音楽ビジネスにとっての巨大な市場)が生まれてきたという歴史を忘れてはならないと思います。



タワーレコードの店長や店員は、たとえ音楽市場の規模が100億円に縮小したとしてもレコード店をやっているような音楽好きばかりなんです。音楽配信サービスを手がけるほかの企業は、本当にそんな状況になっても音楽を売り続けるのかといえば疑問です。