client-side db


プログラムのことがさっぱり分からない門外漢にとって、クライアントの側でデータベースを作れるとはどんな利益があるのか、どんなことが出来るのか知りたいと思った。だいたいのイメージがつかめればアクセスできる
googleデベロッパー交流会のGearsの回のプレゼン40秒から始まる市川さんのGoogle Gearsはてなブックマークのサーチをローカルでやるプレゼンをみるのがいちばんわかりやすいとおもいますよー。
YouTube - Google デベロッパー交流会 ( 第 4 回 ) Vol. 2 of 6



あとはGoogle Gearsを使ってはてなブックマークをインクリメンタル検索するGreasemonkey - daily gimiteというのもできてます。


GearsがテーマというよりはGearsMonkeyがテーマになっている感じになるくらい、client-side dbこそがgearsのキモだというかんじでした。

ajaxもgearsも、サーバで全部処理するとレスポンス悪いし、サーバもクライアントもCPUの性能ではたいして変わんないんだからクライアントでできることはクライアントでやる(交流会のときにマルチコアのCPUにはHTMLをレンダリングする以外のことができる、って表現されてた)、それによってデスクトップアプリケーションのいいところをウェブのアプリケーションで利用可能にする、そういう流れのひとつですよ。

はてなブックマークで、お気に入りにしているユーザの中だけでホットなものを出す(そうすれば衆愚化とかなんとかとは無縁)とか、そういうのはサーバでやるとそのひとひとりにとってしか価値がない(結果として10pvとかのためにすごいCPU,IOを使うのでワリに合わない)からちょっとできない、アホくさくてやらない、けど、ローカルにはそれができるだけのCPUパワーも、ディスク容量も、回線の帯域もあって、単にそういうAPIがないからできない、っていうのがclient-side apiで変わるってわけです。




[amachang]なにができるか?なんとなくFirefox addonのData Analyticsに動いてほしいな。あとウェブ上の自分のデータの複製とか?いや今までFlashのLocal Storageだってはやってないし、ってフォトショExpressくらいなら使ってそうだな。
これすごいっす...