chrome

ここだけ読んで感動した。

Chromium is built like an operating system to run these applications in a safe and robust way, using multiple OS processes to isolate web sites from each other and from the browser itself.

でもよく考えるとプロセス別で死んでも全滅しないっていうのはIEでできるよ。
sandboxで囲むからリソースに制約がつけられるのは新しい。安全です、というところはjavaでもできた。The Security Architecture of Chromiumによるとリソースの制限はWindowsAPIが実現してくれるらしい。だからwindowsAPIの実装に穴があったら俺のせいじゃないもんねみたいなのが書いてあってちょっとうけた。

javaActiveXがブラウザの上であんまりうまくいかなかった正しい道をブラウザすげ替えて(たしかにdesign documents読むとchromeのデザインの方がいいのはわかる)もういちどやるのだという印象。gmailアプリとかgoogle docsアプリとして、gmailとかを無償提供している大学から普及させていくのかなと思う。大学生は数年後には働くようになって....みたいな。しらないけど。


tumblrのquoteでここだけしか読んでないけど


Mac版とLinux版の開発に当たっては、Webブラウザは日常的に使うものなので、単なるWindows版の移植ではなくユーザーインタフェースやOSとの統合性などで「粗雑なところ」がないようにすることを心掛けているとしており、「靴の中に石ころが入ったようにはならないこと」を目指していると述べている。
GUIのツメができてないから、っていうのは嘘くさい。sandboxの実装はwindowsのコードしか入ってなかった。BSDならlimit+chrootでわりと容易に実装できるのかな。


あるプラットホームが繁栄して、その結果後方互換性を維持しつつ新仕様を取り込んでいって肥大化して身動きとれなくなって誰にもいじれなくなって使えなくなる、というWindowsがたどってそうな道をgeckoがたどってる間に(geckoのコードのリファレンスカウンタ管理のためのコードがすごい量になってるのに比べてwebkitはそれをどうやって隠蔽しているのかというくらいすっきりしてる。xptcall?が新しくなってもうちょっとよくなる/なったらしいけど新しいのまだ見てないです)、ゼロから作るぶん理想的なデザインができてシンンプルで素晴らしいものが生まれて広まる、みたいなところにgeckoがきてるのかなと思った。よく知らないけどLotus notesとかもそれなんじゃないだろうか。インターネットがふつうには使われてないころからあって、インターネットが一般的に使われるようになってからの要素を入れたりしてもうわけがわからなくなってて使える人には便利だけどはじめて使う人にはちっともわからない、みたいなの。



あととりあえずウインドウ出して起動したようにみせるの、いいデザインだとおもった。そういえばあれホームページをヤフーにする、みたいなの不可能そう。location barがowesomeじゃなかったところはがっかり。


でもしばらくいじっててfirefoxじゃなくてchromeだったのに気がつくくらいに違和感もなく、よくできててすごい。