一番遅いところを速くしないと意味がない

yahoo tech blog祭りに便乗してあんまりyahoo tech blogとは関係ないんだけどひとつ書くよ!


時間が掛かりすぎるので100回にしました。それでもEの例では4秒も掛かっています。

こういう1000回測ってこんだけ速い!っていうのはよく見る。ここでは100回で4秒なのでフォームを作るのに40msかかってる。けっこう遅い。複数これくらいの遅さのやつがあって100msオーダーになってくると多分体感速度でも違ってくる。amazonだと100msで売り上げが1%変わるとかって書いてあるので100msレベルで遅いのは努力して改善できるのなら改善するべき。
あなたのウェブサイトを高速化する方法 - page3 - builder by ZDNet Japan

でも10,000回測って4秒(1回4ms)くらいのレベルだったら、そこに努力を注ぎ込むくらいならほかのところで努力した方がいい。わりとシンプルなJavaScript の不思議な面白さ - 第三回 (Yahoo! JAPAN Tech Blog)のページでもレンダリングされるのに700msくらいかかる。そこで4ms速くしたところで通信にちょっと時間がかかっただけで吹き飛んでしまうので意味がない。


なにがどれくらいの時間がかかってるっていうのを測定しておくのは大切で、その努力して改善させられる実行時間が実行時間全体に与えるインパクトがわかるようになる。わかってないと意味のないところに努力を注ぎ込んでたりすることになる。